他に良かれしと願う、美しい思いには、周囲はもちろん天も味方し、成功へと導かれる。一方、いくら知性を駆使し、策を弄しても、自分だけ良ければいいという低次元の思いがベースにあるなら、周囲の協力や天の助けも得られず、様々な障害に遭遇し、挫折してしまう。
もし、自分に才能が与えられているなら、それは社会ために使わなくてはならない。そのためには、これまでの成功に奢ることなく、もっと謙虚に、更に懸命に努力を重ねなければならない。
どのような厳しい状況にあっても、それを正面から受け止め、誠を尽くし、誰にも負けない努力を続けることが、成功するためには必要なのです。
働くことは、まさに人生の試練や逆境さえも克服することができる万病に効く薬のようなものです。夢中になって働くことで、運命も大きく開けてくるのです。
人間として正しいことを追求するということは、どのような状況に置かれようと、公正、公平、正義、努力、勇気、博愛、謙虚、誠実というような言葉で表現できるものを最も大切な価値観として尊重し、それに基づき行動しようというものです。
仕事を完成させるのではない、仕事をする人を完成させるのだ。
稲盛 和夫 より
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