スマートフォンによりイノベーションが加速していますが、電子決済の世界にもイノベーションが起こっています。

フライトホールディングス(東証マザーズ3753)の子会社フライトシステムコンサルティングが2010年9月に日本で初めてスマートフォンによる電子決済システムを開発しました。三菱UFJニコスと共同開発を行ない、ペイメントマイスターという電子決済ソフトを上市し、外国製の決済端末を用いたスマホ電子決済サービスが、AIGエジソン生命を皮切りにして次々と導入されてきました。

しかしながら、とうとうスマホ電子決済が新しいステージへと加速しています。フライトシステムコンサルティングが2013年4月に世界で初めてクレジットカード以外にもデビットカード決済、銀聯カード決済及び電子マネー決済というマルチ決済並びにポイントカード読み取り及びバーコード読取を可能にした新決済端末を発売したのです。

この新端末は「INCREDIST」といいます。スクウェアがローソンで販売しているイヤホンジャック型カードリーダーですと、タブレットが大きくて持ち運べなかったり、イヤホンジャックが不都合なところについていたりする場合、カードリーダーを装着して決済ができませんが、この「INCREDIST」ではそのような心配はいりません。

特許出願中の特殊なベアリング方式を採用したBLUETOOTH通信によりスマートデバイスと連携するので、スマートデバイスが離れたところにあったり、ポケットの中にあっても電子決済ができるのです。

しかも、日本で初めて「INCREDIST」だけが、電子マネー決済に対応し、iOSとWindows8タブレット両方に対応しました。

これからの決済は、スマートフォンやタブレットとの非接触通信(NFC)により「INCREDIST」で行なう時代が来ています。従来の高額なPOS端末や電子マネー決済装置は必要なく、「INCREDIST」でまとめて全ての決済を行なえるという電子決済革命が起きているのです。

この「INCREDIST」は日本で唯一、タブレット端末によるPOSシステム「EC ORANGE POS」、「スマレジ」双方と連携しており、「INCREDIST」での決済が自動的にPOSと結びつくようになっています。

また、加盟店切替機能等や企業の独自のニーズを踏まえたシステム構築支援により円滑な導入ができるようになっています。

WindowsXPのサポート期限が2014年4月で切れます。Windows8へとOSを更新する場合には、費用節減、業務効率化の観点からも「INCREDIST」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

現在の国内各社のスマートデバイスによる電子決済ソリューションの比較表を下記に掲載しますが、「INCREDIST」が他社では真似できない優れた画期的な端末であることがお分かりいただけると思います。

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ところで、この画期的な事業を行なっているフライトホールディングスの業績ですが、今後飛躍的に向上する可能性があります。業績好調な各社と四半期利益の推移を比較してみたのが下記です。業績を伸ばしている各社と同じ利益推移を現在まで辿ってきています。業績好調な各社と同様な利益サイクルを描いている可能性がありますので、今後製品開発以降のコンシューマーニーズに合わせたきめ細やかな対応、製造部門及び営業部門のマネジメントが上手くいけば、同様に利益も回復していくと考えています。フライトホールディングスをスマートデバイスによる電子決済のイノベーションリーダーであると考えています。

フライふト