歴史を通して、どのような時であれ、健全な市場には、刺激的な高成長、低PER、低い時価総額の 銘柄がたくさんありました。
健全な市場は、強固なベースを爆発的に上抜けるブロックバスターパターンを持っています。
しかしながら、最近の米国市場では、期待PERが20未満という合理的価格であり、爆発的利益に裏打ちされた銘柄が非常に少なくなっていました。
たとえば、2014年から続いてきたバイオ株の高騰がその例です。
歴史的に、多くの人がファンダメンタルの基礎がない最も投機的な銘柄に熱狂しているときに、マーケットのピークになる傾向があります。
下記のグラフはS&P500指数と、IPO企業に赤字会社が占める割合の推移です。(出典elliottwave.com)
米国市場に新規上場する企業のうち赤字企業の割合が過去最高になっていたのです。
いつ暴落が来てもおかしくないバブル景気だったのです。
2000年、2007年の時と同じように今回の暴落は、さらなる大暴落への序章にすぎません。長期的な下落トレンドにこの数週間で完全に転換しました。
田中貴金属工業 株式会社
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。