皆さんお元気でしょうか。激動の2015年が経過しました。今年一年の反省をしたいと思います。私が本格的に投資を始めたのがリーマンショック直前であり、8年経過しましたが、なかなかこの世界で生き残っていくのは難しいものです。

今年一年の取引の経過

 今年は、1月頃まで日本株現物を手掛けて、アクセルマークや日本一ソフトウェアなどを売買しましたが、ゲーム制作のIRに対する反応を予測する非常に難しい取引でした。

 その後、米国株取引に完全に移行し、好決算銘柄のブレイクアウトを狙う手法で、企業買収の対象となる銘柄を拾うなどの幸運が重なりましたが、年央に相場の変調と異常を察知し、バイオテクノロジーセクターの取引を完全に中止し、金鉱株のスクリーニングに移行しました。

 しかしながら、8月頃に金融危機が起きたものの、ゴールドへの資金回帰のタイミングとしてはまだ早く、金鉱株セクター全体が沈んでいく中で、ひたすら好業績銘柄を発掘するという非常に苦しい展開が待ち受けていました。

 結局、選定した3銘柄のうち2銘柄は途中で脱落しました。当初、長期保有の方針のもとにロスカットルールの例外対象としたのが保有銘柄の損失を拡大させました。現物株投資において、ロスカットルールの例外を設けてはいけません。

 この6%ロスカットルールを厳格に適用しようとすると、売買が頻繁になったり、スリッページがかさんだりするため、非常に慎重に買いを入れていく必要があります。

 また、相場が急落した8月以降先物オプション・FXでショートポジションを構築しましたが、現物株専門であったため、流れを読み切れず、上手くいっておりません。

 今後は、米国の個別銘柄の決算を追っていきたいと考えています。金銀鉱山銘柄については、2016年初めからようやく追い風が吹いてくるものの、向こう2年程度はマーケットに嵐が吹き荒れるため、非常に慎重に取引していく必要があります。

米国現物株の損益表

 下記に、今年一年取引した米国現物株のグラフを掲載します。縦軸が収益率、横軸が実損益額です。今年一年の悪い傾向として、大化け期待銘柄として購入したAXN、BAA、AUMNについてロスカットの例外を設けてしまったため、再起できないほどの損失を被ったということです。ロスカットルールを厳格に適用しなければ、すべて持っていかれるのが株式市場です。のんきな気分で保有株を放置していたら確実にやられます。
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金鉱株ポートフォリオの推移

 マーケット全体の変調を感じ、6月頃に金鉱株ポートフォリオを形成しましたが、結局長期保有ということでロスカットの例外を設けてしまったため、損失が拡大することとなりました。

 2016年以降は金銀鉱山セクターに追い風が吹くであろうものの、今年は早かったようです。

 セクター全体が悪くても、業績が良ければ株価は上昇します。しかしながら、金鉱株セクターの個別企業の決算やニュースを確認していく作業は非常に大変なものでした。

 2016年以降はある程度セクターに追い風が吹くものの、個別企業の決算についてはばらつきがあり、いきなり悪いニュースが飛び込むことがあるため、日頃から財務諸表をよく確認し、今後何が起こりうるのかを検討する必要があります。

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トレーダーとしての資質

 誰もが皆、自分は平均以上のトレーダーと思っているそうです。しかしながら、現実にこの世界で多くの人が生き残れる訳ではありません。おそらくそれは、非常に厳しいルールを自らに課さなければいけないからだと考えます。たとえば、ロスカットについて6から10%以内に例外なく収めるべきだといわれていますが、現実の相場は甘くありません。悪いニュースがでれば、いきなりギャップを開けて30%下落することもあります。このロスカットルールというのは所詮理想であり、現実には、この高い理想をどれだけ厳守できるかで生き残りの可否が分かれます。

 相場でいわれる単純なルールを守ることがどれだけ大変なことでしょう。ロスカットルールにしても、厳格に守っていくのは、非常に困難です。私も現物株を勉強し、長く取引していますが、いわゆる単純なルールを守ることがどれだけ大変なことであるかということを実感しています。自らに厳格な規律を課し、必要な時だけ収穫を得ることができる人は限られています。

 このように厳しい世界であるということを証券会社や巷の書籍では、お客様が減るため、絶対に公言せず、株を買いなさいと政府一丸となって勧めているのですが、成功するまでには、非常に長い道のりがあります。
 
 資質は努力で手に入れられるものであると思いますが、その資質も万能ではありません。現物株であれば、現物株に徹すべきです。先物やFXでは不利になります。

 ということで読者層を広げるために、このブログでは為替や指数の見通しも書いていましたが、今後は、マーケット全体の動向を踏まえた米国現物株の分析が中心となる予定です。まあ、ニッチな話になりすぎて誰も読まないでしょうけれども、儲けに直結する話題に専念します。なお、トレードの勝率はどんなプロトレーダーでも六割程度であり、成功のカギはほとんどロスカットが握っています。当ブログで推奨する銘柄もすべてが当たるわけではありませんので、例外ないロスカット基準を設け、一トレードにつき6~10%以上の損失を決して出さないようにすることが、生き残っていくために求められます。
 


金(ゴールド)はこれから2倍になる
林 則行
宝島社
2015-02-13
 






 





 













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