日経平均株価の加重平均PERについては、日経平均プロフィル(http://indexes.nikkei.co.jp/nkave)にて、2004年からの公式データが取得できます。このデータから日経平均株価の推移との関係を考察します。
前回のジュグラーサイクルピークである2007年7月に日経平均株価が景気の悪化を織り込んでピークアウトした後、EPSは2007年10月にピークアウトしています。
つまり、株価は実体経済を先回りして、EPSが落ち始める前から下落しており、EPSの下落基調が確認された時点で、株価はかなり下落してしまっています。
一方、2012年から始まった今回のジュグラーサイクルでは、株価が2015年6月にピークを付けた後、EPSが同年7月、12月に高値を付けています。2007年と同様に、EPSのピークが確認できた時点で、株価はかなり下落してしまっています。
このように株価は、EPSがピークを打つ前に、EPSの下落を織り込んで大幅に下げてしまう賢い生き物なのです。つまり、EPSの上げ下げで株価の取引を行うのは無謀であり、それよりも株価そのものに注視する必要があるということです。
一般的に、株価が循環的な動きをする場合、EPSが最大になりPERが最低になったところがピークとなり、その逆がボトムとなります。
日経平均株価は、やや循環的な値動きとなっています。ジュグラーサイクル単位で見ると、まず、(エリオットの)第一波動のピークで、PERが最高値となっています。
第二波動のピークで、PERが戻り高値を付けていますが、その後、株価とともにPERは下落していきます。
現在の低下していくPERは、日経平均株価がジュグラーサイクル単位での下落波動に入ったことを示しています。
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日経平均株価とEPSについて
日経平均株価の加重平均EPSについては、日経平均株価プロフィルの公式データから取得した加重平均PERで同日終値を除すことにより求められます。この加重平均EPSと日経平均株価の2004年からの推移を表したのが下記の図です。前回のジュグラーサイクルピークである2007年7月に日経平均株価が景気の悪化を織り込んでピークアウトした後、EPSは2007年10月にピークアウトしています。
つまり、株価は実体経済を先回りして、EPSが落ち始める前から下落しており、EPSの下落基調が確認された時点で、株価はかなり下落してしまっています。
一方、2012年から始まった今回のジュグラーサイクルでは、株価が2015年6月にピークを付けた後、EPSが同年7月、12月に高値を付けています。2007年と同様に、EPSのピークが確認できた時点で、株価はかなり下落してしまっています。
このように株価は、EPSがピークを打つ前に、EPSの下落を織り込んで大幅に下げてしまう賢い生き物なのです。つまり、EPSの上げ下げで株価の取引を行うのは無謀であり、それよりも株価そのものに注視する必要があるということです。
日経平均株価とPERについて
次に、株価とそのPERについて考えます。日経平均株価プロフィルの公式データから取得した加重平均PERと日経平均株価の2004年からの推移を表したのが下記の図です。一般的に、株価が循環的な動きをする場合、EPSが最大になりPERが最低になったところがピークとなり、その逆がボトムとなります。
日経平均株価は、やや循環的な値動きとなっています。ジュグラーサイクル単位で見ると、まず、(エリオットの)第一波動のピークで、PERが最高値となっています。
第二波動のピークで、PERが戻り高値を付けていますが、その後、株価とともにPERは下落していきます。
現在の低下していくPERは、日経平均株価がジュグラーサイクル単位での下落波動に入ったことを示しています。
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林 則行
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