2018年からの戦略を練っているところですが、バイオは当たり外れが大きく、銘柄の選別が難しいところです。死の谷を超える銘柄を選別するのはとても大変です。
そこで、2011年に大きく伸びた銘柄を見直すと、レストランでは、ドミノピザ、チポトレメキシカングリル、マクドナルドがあり、衣料では、VFC CORP、ROSS STOREがあります。
なぜ衣料やレストランが有望なのか。
現在のアメリカでは、中流層が脱落して、貧困層が大きく増えています。貧困層は、自動車や家を買えませんので、必然的に衣服やファストフードにお金をかけることとなります。
つまり、アメリカの人口の伸びはほとんどがメキシコからやってくるヒスパニックを中心とする人々ですから、彼らの増えた分だけ、衣服やファストフードの売上も伸びる訳です。
潰れないマクドナルド
日本ではマクドナルドは散々たたかれていますが、低収入の人々の増加を見込み、売上がピークアウトしているものの、大きく株価は上がっています。
MCD (2003年から10倍)
CMG (2003年から10倍)
DPZ (2009年から100倍)
最近上場した有望銘柄
2011年当時に上昇したレストランを買ってもいいですが、最近上場した勢いのあるレストランチェーンのほうが面白みがあります。
BOJA
米国南東部発祥のビスケットとフライドチキンのボージャングルです。ビスケットバーガーはとてもおいしそうです。
FOGO
ブラジル料理店。南米の牧畜民ガウチョの料理である肉の串焼き等を提供する。ラスベガスに出店。
FRGI
カリビアン料理、メキシカン料理のチェーンを展開する。デニーズみたい。
CHUY
テキサス、メキシコ料理チェーン。テックスメックスをお届けするミーハーな感じのレストラン。
ZOES
地中海風料理。チキンサラダ等。野菜を取り入れており、ヘルシー志向からか、売上高伸び率30%と最も高い。
HABT
ハビットバーガー。売上高伸び率25%と比較的高い。2012年から2013年まで40%の売上増。
SHAK
最も高成長ですが、PBR13倍、D/E2.7倍とバリュエ―ションが割高。しばらく、割安感が出るまで下げるでしょう。
PBPB
サンドイッチ屋ポットベリー。2013年上場後、UAEやEUへ国際展開。利益伸び率高い。
FRSH
売上と利益の成長を確認
以上、各レストランを見ました。FOGOはPBR1.8倍ながら、成長力も高いです。次に、HABT、ZOESはPBR5倍台ながら、成長力も高いです。SHAKは過熱感が収まるのを待ちます。
第一グループがSHAK、HABT、ZOESで、割高ながら高成長です。第二グループがFOGO、PBPBで、直近増益です。第三グループがCHUY、FRGI、BOJAで直近減益です。第二グループは今から投資しても危なくはないでしょう。
国際展開の状況
メキシカンはニューヨークの空港で食べたことありますが、アポガドのペーストがどうしても食べれなかったので、南米にしか展開できない気がします。また、ケバブも食べたことがありますが、肉の串焼きも好き嫌いが分かれるので国際的な通用性に欠けます。すると、スムーズに国際展開できるのは、ハンバーガー、サンドイッチ、ピザになるのではないでしょうか。最近のチポトレの苦戦もメキシコ料理が普遍的に受け入れられていないところにあると思います。すると、海外志向のハンバーガーSHAK、サンドイッチPBPBが選択肢になるかと思います。もっもとブラジルのボーナス人口も2020年まで順調に伸びることも考える必要があります。
FOGOは高級レストランなので却下。FRGIはカリブ海沿岸への展開のため却下。すると、海外組の二社に対しては、国内勢のHABT、ZOESがどれだけ成長するかというところです。設立年は1969年のHABTに対して、1995年のZOESが有利です。ヘルシーと出前をやっていることもZOES有利であり、ZOESのほうが売り上げ伸び率が高くなっています。
海外組では、SHAK、PBPB、国内組では、ZOESというところでしょぅ。ハンバーガー、サンドイッチ、地中海料理とうまく分散できています。
- MCD 世界36000店舗 全世界に展開
- DPZ 世界6000店舗 世界70国に展開
- CMG 国内2000店舗 カナダ、英仏独。海外17店舗
- FRSH 国内1400店舗 カナダ、UAE13店舗
- SHAK 国内51店舗 日本含む11国。2016年に韓国展開予定。海外41店舗
- PBPB 国内413店舗 UAE、英国。海外13店舗
- FRGI 国内316店舗 南米と中米の10国。海外30店舗
- FOGO 国内28店舗 ブラジル9店舗
- BOJA 国内600店舗
- HABT 国内147店舗
- ZOES 国内140店舗
- CHUY 国内78店舗
なお、衣料関係は、2006年に上場したUAの売り上げ伸び率が相変わらず高いままです。GIL、FRANが次点です。
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